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社長メッセージ

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今日的な社会課題の解決を通じ、「グローバル環境先進企業」を目指します。

三菱電機グループは、未来の人々と地球環境を共有しているという認識の下、環境への取組を経営の最重要課題の一つと位置付けています。地球レベルの環境問題や資源・エネルギー問題などに対し、世界各国で製品・システムの省エネルギー化と社会インフラの構築を通じて解決に挑み、「持続可能な社会」と「安心・安全・快適性」が両立する豊かな社会の実現に貢献する「グローバル環境先進企業」を目指しています。

「環境ビジョン2021」の達成に向け、「第8次環境計画」を推進

三菱電機グループは、創立100周年の2021年を目標年とする長期ビジョン「環境ビジョン2021」を掲げています。その達成に向けて現在推進中の第8次環境計画(2015~2017年度)では、「低炭素社会への貢献」「循環型社会形成への貢献」「自然共生社会の実現」「環境経営基盤の強化」の4つを活動テーマに掲げています。

このうち、特に重視しているのが「低炭素社会の実現」で、製品・システムの生産時CO2排出量の削減目標に加え、製品使用時のCO2削減貢献量※1の目標値も設定しています。製品使用時のCO2削減貢献については、製品の電力消費を大きく削減できるパワー半導体を活用した製品群をグローバルで展開するほか、ZEB※2やZEH※3のようなシステム全体として省エネルギー化を実現するソリューションを提供し、目標達成に取り組んでいます。生産時CO2排出量の削減では、IoT※4技術などを活用しながら、エネルギー起源のCO2とフロンなどのCO2以外の温室効果ガスについて、排出量削減を進めています。例えば、名古屋製作所の新生産棟ではFA技術とIT技術を連携させた独自システムなどによって生産性向上と省エネルギー化を実現しており、その効果が評価され、平成28年度省エネ大賞で資源エネルギー庁長官賞を受賞しました。

その他の活動テーマにおいては、使用済み家電製品のプラスチックリサイクルや、省エネルギーも実現するエレベーターのリニューアル(モダニゼーション)など資源循環ビジネスを強化するとともに、事業所での「生きもの調査」を実施し、自然共生社会への貢献活動を推進しています。また、RoHS※5、VOC※6など各国で強化されている環境法規制に適切に対応し、すべての事業拠点において環境負荷の低減に努めることで環境経営基盤の強化を図っています。

こうした取組が評価され、三菱電機グループは、2016年に国際NGOであるCDPから「気候変動」「水資源」「サプライチェーン」の3分野で最高評価のAリスト企業に選ばれました。今後も、環境計画の遂行を通じて環境への取組を推進し、「環境ビジョン2021」の達成を目指します。

  • ※1CO2削減貢献量:旧製品(2000年度販売製品)から、エネルギー効率の高い新製品への置き換えにより削減できたとみなすCO2の量。自社の算出基準を用いて推定。
  • ※2ZEB (net Zero Energy Building):化石燃料から得られるエネルギーの消費量を、省エネルギーや再生可能エネルギーの活用をとおして削減し、限りなくゼロにする建築物。
  • ※3ZEH (net Zero Energy House):化石燃料から得られるエネルギーの消費量を、省エネルギーや再生可能エネルギーの活用をとおして削減し、限りなくゼロにする住宅。
  • ※4IoT(Internet of Things):さまざまなモノをインターネットにつなげ、相互に制御する仕組み。
  • ※5RoHS (Restriction of Hazardous Substances directive):電気電子機器における特定有害物質の使用制限についての欧州連合(EU)による指令。
  • ※6VOC (Volatile Organic Compounds):揮発性有機化合物。トルエン、キシレン、酢酸エチルなどが代表的な物質。

2030年、2050年に向けて

2015年には、国連の「持続可能な開発目標(SDGs)※7」において、2030年までに達成すべき17の目標が示されました。この中で、「気候変動及びその影響の軽減」「水と衛生の利用可能性と持続可能な管理の確保」など5つの目標が、三菱電機グループの環境活動に関連します。

三菱電機グループは、2018年度に「環境ビジョン2021」の達成に向けた最後の3カ年計画である第9次環境計画(2018~2020年度)をスタートさせ、SDGsの達成にも貢献するような、2030年、2050年を見据えた中長期ビジョンの策定を進めていきます。

これらの「グローバル環境先進企業」を目指した取組は、2020年度までに達成すべき成長目標として掲げる「連結売上高5兆円、営業利益率8%以上」の実現につながっていくものと考えています。

三菱電機グループは、世界各国の事情を考慮しながら長期的な視点で製品・システムの省エネルギー化と事業拠点の環境負荷低減に取り組み、「グローバル環境先進企業」と社会から認められ、存続していけるよう努めてまいります。

  • ※7SDGs(Sustainable Development Goals): 2015年9月の国連総会で採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」に含まれる、2030年までの「持続可能な開発目標」。
2017年6月30日
執行役社長 柵山 正樹

持続可能な開発目標(SDGs)
SUSTAINABLE DEVELOPMENT GOALS
三菱電機グループの環境活動とかかわりの深いSDGs
目標6 安全な水とトイレを世界中に

水と衛生の利用可能性と持続可能な管理の確保

水処理・水の浄化に関する技術を有しており、安全な水を供給するための技術やシステムを提供しています。

主な事業・取組:上下水道向けプラントシステム、オゾナイザー

目標7 エネルギーをみんなにそしてクリーンに

持続可能なエネルギーの確保と利用拡大

省エネ・創エネやスマート社会の実現に貢献する技術やシステムの開発を進めるとともに、これらの技術・製品の普及に取り組んでいます。

主な事業・取組:発電・送電・配電事業、太陽光発電

目標12 つくる責任つかう責任

持続可能な生産消費形態の確保

製造時の資源投入量の削減、使用済み製品のリサイクルに取り組むほか、廃棄物最終処分量の低減、グリーン調達を推進しています。

主な事業・取組:リユース・リサイクル事業、グリーン調達

目標13 気候変動に具体的な対策を

気候変動及びその影響の軽減

CO2を含む温室効果ガスの排出量をバリューチェーン全体で把握し、目標を立てて削減を図っています。

主な事業・取組:省エネ型製品、温室効果ガスの排出削減

目標15 緑の豊かさも守ろう

生態系の保護・回復、生物多様性の損失防止

海洋や森林の状況を伝える観測衛星を開発・提供しているほか、当社の各事業所で、周辺環境との共生を図る取組も進めています。

主な事業・取組:人工衛星、生きもの調査、里山保全




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