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社長メッセージ

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執行役社長 柵山 正樹

「活力とゆとりある社会の実現」に寄与する取組により、
ステークホルダーの信頼に応え、持続的成長を目指します。

社会への貢献をすべての事業活動の中心に

「三菱電機グループは、技術、サービス、創造力の向上を図り、活力とゆとりある社会の実現に貢献する」という企業理念を、すべての事業活動の中心に据えています。私自身、1970年代に三菱電機がつくる大型発電機に魅力を感じて入社し、一技術者として仕事に携わる中で「電気がない国にあかりを灯す」という喜びを感じました。インフラ整備を通して生活改善の一助となれる誇りと手ごたえが、私にとって「活力とゆとりある社会の実現」に向けた取組の原点となっています。

2014年に執行役社長に就任してからは、国内外の様々な拠点を訪れるたびに、従業員に対して「事業を展開する国や地域に貢献することが私たちの使命」であることを伝えてきました。企業の本質はまさにそこにあり、単に売上げや収益を伸ばすだけでは意味を成しません。社会から本当に求められ、喜んでいただける製品・サービスを提供していくことが最も重要で、業績などの数字は結果として付いてくるものです。

こうした考えのもと、目指す姿として掲げるのが、豊かな社会の実現に貢献する「グローバル環境先進企業」です。今日的な社会課題に対してグローバルに解決に取り組み、「持続可能な社会」の実現と「安心・安全・快適性」の提供の両立を通じて、社会・顧客・株主・従業員などすべてのステークホルダーに満足いただけるよう、「成長性」「収益性・効率性」「健全性」の3つの視点によるバランスの良い経営をしていくことが、三菱電機グループの成長戦略の主軸となっています。


経営と一体化したCSR推進のため
CSRの4つの重要課題を策定

執行役社長 柵山 正樹

三菱電機グループでは、CSRの取組を企業経営の基本を成すものと位置付け、「 企業理念」及び「 7つの行動指針」をCSRの基本方針として推進しています。2015年度には、CSRをより経営と一体化し、長期的に推進していくため、CSRの4つの重要課題を策定しました。

1つ目が、「持続可能な社会」の実現です。私たちが提供する製品・サービスの多くは省エネルギーに貢献するものであり、環境分野でナンバーワンを目指します。2015年度には、小田急電鉄株式会社に鉄道車両の消費エネルギーを約4割削減できる「鉄道車両用フルSiC適用電力回生・高調波損失低減システム」を納入し、第36回優秀省エネルギー機器表彰の経済産業大臣賞を受賞しました。また、中国電力株式会社向けに隠岐諸島へハイブリッド蓄電池システムを納入しました。太陽光発電や風力発電などの再生可能エネルギーは、天候に左右され、安定した電力供給が難しいという問題を解決すべく、再生可能エネルギーを安定利用するための技術実証を行っています。その他、リサイクルや環境負荷低減の取組については、地球規模での視点に立ち、各国の法で求められる基準以上の取組で貢献します。

2つ目が、「安心・安全・快適性」の提供です。私たちが提供する製品・サービスは、住まいやセキュリティー、交通など様々な領域で人々の豊かな暮らしを支えています。世界で初めて開発に成功した「レーダーによる津波監視支援技術」は2015年度から実運用の段階に入っており、沿岸地域の防災・減災に貢献します。また、当社の強みでもある衛星関連事業では、準天頂衛星システムによる高精度な位置情報を活用し、自動運転の実用化に向けた安全精度向上や社会インフラの適切な維持管理に貢献します。

3つ目が、人権の尊重と多様な人材の活躍です。出産・育児や介護など様々なライフステージを迎えた従業員が、仕事と生活を両立して活き活きと働ける職場環境づくりに取り組んでいます。また、海外の従業員が増え続ける中、多様な背景を持った人材が活躍できる職場づくりを進め、中長期的な視野を持って人材の多様化に取り組みます。一方、国際規範に則り、サプライチェーンを含めた三菱電機グループ全体で人権の尊重にも取り組みます。

4つ目が、コーポレート・ガバナンス、コンプライアンスの継続的強化です。コーポレート・ガバナンスについては、コーポレートガバナンス・コードへの適切な対応を図るなど、継続的な向上策に取り組みます。コンプライアンスについては、「倫理・遵法の徹底」は会社が存続するための基本であるとの考えの下、「法、社会倫理、あるいは社会常識にもとる行為をしなければ達成できない目標の設定やコミットメントはしない」ことを宣言しています。更に、従業員一人ひとりにも社会を構成する一員として「倫理・遵法に反する行為は行わない」ことを自らの責務として強く認識し、常日頃から数段高い倫理観を持って誇り高き行動をとるよう求めています。

三菱電機グループは創立100周年を迎える2020年度までに達成すべき目標として掲げる「売上高5兆円以上、営業利益率8%以上」を、これら4つの重要課題への真摯な取組を通じて実現してまいります。

CSRの4つの重要課題に関する詳しい説明は こちら

変革に挑戦し続ける企業グループとして

執行役社長 柵山 正樹

100年近い三菱電機グループの歴史を支えてきたのは、「常により良いものを目指し変革していく」という企業風土です。2001年に定めたコーポレートステートメント「 Changes for the Better」はまさにその表れであり、私自身とても好きな言葉です。Changesと複数形にしている理由は、変化の場面・局面はいくつもあること、Bestではなくthe Betterとしている理由は、今日の最善は明日の最善とは限らず、変革には終わりがないことを意味します。

「ダーウィン進化論」にもあるように、環境の変化に対応できたものだけが生き残ることができます。外部環境の変化が激しい中で企業が発展していくためには、社会の期待に応じた革新を続け、必要とされ続ける存在とならなければなりません。「より良い未来には三菱電機グループの製品・サービスや技術が必要」と信頼していただいた結果が、業績の向上や「この会社で働きたい」と考える優秀な人材の確保を可能にし、企業として更に安定した成長基盤づくりにもつながることでしょう。

すべての三菱電機グループの従業員には、今の状態に満足して安住することなく、常に新たな挑戦をし続けていくことを期待しています。「家庭から宇宙まで」の幅広い製品群を持つ三菱電機グループであればこそ、それらの連携により新たな価値を生み出せます。そのためには部門間交流のいっそうの活性化や、複数事業のシナジー強化が欠かせません。また、世界で約14万人のグループ従業員が活動しており、国境を越えた連携を高めることも重要です。

三菱電機グループはより素晴らしい未来にむけ、「持続可能な社会」と「安心・安全・快適性」が両立する豊かな社会の実現に貢献する「グローバル環境先進企業」として、変革に挑戦し続け、もう一段高いレベルの成長の実現に取り組んでまいります。

執行役社長 柵山 正樹



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